『ホームアフタヌーンティー』をはじめよう
アフタヌーンティーを始めたとされる英国貴族の公爵夫人アンナ・マリアさん。最初は自分のためのティータイムでした。
当時の貴族の食事は朝と夕の2回。夕食までの長い午後、空腹を耐えるのは大変でした。そこで、侍女に紅茶とバターを乗せたパンを持ってきてもらい、こっそりお腹を満たしていました。
そのうち、1人だけで楽しんでいたこの時間をお友達にも広めていったのです。
まずは、自分が楽しいと思うことが大切!
いつもがんばっている皆さま、自分へのご褒美に、まずはおひとりホームアフタヌーンティーを楽しみましょう。
ホームアフタヌーンティーの醍醐味はおもてなしをする楽しみです。
家族や友人など、大切な人とティータイムを共有できるのは幸せなひととき。そんな時間を作り上げられたら嬉しいですよね。
素敵なアフタヌーンティーにしたい!だからといって、がんばり過ぎる必要はありません。ほとんどのご家庭には貴族のように使用人もいないですし(もちろん我が家も!)、ホテルのようにプロのパティシエではないのですから、自宅でできるおもてなしをすれば良いのです。
また、自宅だからこそできるおもてなしの方法もあります。
ティーフードは何を用意すればよいでしょう?
正式なアフタヌーンティーはキュウリのサンドイッチやスコーンなど、用意するティーフードのルールのようなものがありますが、『ホームアフタヌーンティー』はそのようなルールはありません。
自分がができる範囲で準備をすれば大丈夫です。
例えば、何か手作りできそうれであれば最高です!やはり、手作りのティーフードは、例え1種類だけでも、それだけでおもてなしのパワーを持っています。
特に、ケーキを作るのであれば、ホールでお出しし、ティータイムの場でカットしてお分けするのは最高のおもてなしになります。
また、手作りではないから、おもてなしではないということもありません。世の中にはおいしいお菓子がたくさん溢れていて、パティシエさんの作り出すお菓子はアートのように美しいですよね。
そんな中からティータイムの場に合うお菓子を選ぶものも、素敵なおもてなしです。
おいしいティーフードはホームアフタヌーンティーを盛り上げてくれる存在です。
そんなティーフードをよりおいしくいただくには、紅茶との相性”マリアージュ”が大切!
お料理とワインを合わせるように、ティーフードにもそれぞれ合う紅茶の種類があります。そんなマリアージュに迷ったら、ぜひ『お菓子帳』を参考にしてみてください。
それぞれのティーフードに合う紅茶を紹介しています。
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